【ご注意ください!】
Hacks for Creative Life!は引っ越しました。本サイトの更新は今後行われません。
今後はこちらのサイト(http://hacks.beck1240.com/)にて更新を継続いたします。

お手数ですが、RSSおよびブックマークの変更をお願いいたします。

また、Blogを書く場所を引っ越しはいたしましたが、今後とも更新は継続して行って参りますので、
これまでと変わらぬご愛顧の程よろしくお願いいたします。

201005020033.jpg
Hacks for Creative Life!管理人Beck

2008年10月29日

5カ年計画シート

template_5kanen.pdf(ダウンロードはこちらから)
5kanenn.png

お待たせいたしました、久しぶりの自作リフィル『5カ年計画シート』です。
別にソ連とは何の関係もありませんが、中長期的な目標を立てるために使用します。

フランクリン・プランナーの純正リフィルでは大きな目標をブレークダウンして、小さな目標にそれぞれ日付を入れるのですが、個人的には時間軸上に目標を落とし込む方がしっくりくるので中長期的な目標を管理できるリフィルを自作してみました。使用イメージはこんな感じ。

DSCF0400.jpg

クラシック(変形A5サイズ)の役得とでもいいますか・・・
とりあえず、たっぷり書き込めます。

使い方
各分野毎に以下の順番で目標を立案して下さい。
  1. 各分野ごとに最終目標(最終イメージがつかない場合は5年後にどうありたいかというイメージ)を記入します
  2. 最終目標を達成するためのアクションを3つ挙げて下さい
  3. 5年ごとにそのアクションの目標値を定めて下さい
  4. 環境欄には自分自身、家族、会社などの環境に関する情報を書き込んで下さい。(年齢や、子供を作る予定・・など)
記入例
目標はデキル限り「SMART」に。

・目標
 『アメリカの大学に5年以内に留学する』
・アクション
 『TOIECで800点』『海外留学の手続きをする』『毎日ネイティブの英語に触れる』

・アクションに対する目標
 『TOEIC800点』                →600点、700点、800点、留学!
 『海外留学の手続きをする』    →
調査、事務手続き、受験、留学!
 『毎日ネイティブの英語に触れる』→
初級講座、中級講座、試験対策、留学!

分野の説明
分野の区切り方を変えたいとか、順序を変えたいという要望があればメールなりコメント下さい。Excelをお持ちの方には元ファイルを差し上げるので、自由に改造して下さい。

○人生/家庭
→人生全般に関する目標や、家族や夫婦、親子に関する目標。
(ex、春夏秋冬で必ず家族旅行をする、結婚・出産等の計画)

○仕事/能力
→仕事上での役割、個人としての能力に関する目標。
(ex、部門で売り上げ1位をとる、上級情報処理資格を取得等)

○夢/目標
→自分がやりたいと思っていること、プライベートでの目標
(ex、30才までに会社を作る、全国都道府県を制覇する等)

○経済/財産
→経済・財政的な目標
(ex、年収500万円、投資リターン30%達成等)

○精神/人格
→精神的な成長や、人として目指したい方向性
(ex、一日一善を実践、フランクリンの十三徳目を身につける等)

○健康/身体
→健康面や身体的な目標
(ex、体重を60kgに落とす、フルマラソンに出場し完走する)


過去の自作リフィル
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posted by beck at 22:53 | ☁ | Comments | TrackBack(0) | 手帳/メモ/ノート術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

CATMAN!


フジテレビ−CATMAN
http://www.fujitv.co.jp/game/catman/index2.html


大学時代、Shockwave.comで出会ったCATMAN
The Planet SmashersのCoolなSKAにあわせて展開される
超ハードボイルドなアニメーションに、思いっきり引き込まれた。

知らない間にフジテレビで放映されていたらしく、更にはDVDに
なるらしい。こりゃ、まじで買うしかない。ってか、絶対買う。
Web公開版の中で特に「Blind」という、特別編がお気に入り。

当時、2年半つきあって、本気で好きだった彼女に振られてかなり
自棄になってた時期なんだけど、なんだかCATMANの映像を
見ていたら素直に頑張ろうと思えた。


格好良くて、切なくて、かっこ悪い場面でもCOOLで。
無愛想で不器用なんだけど、ほんとはめちゃくちゃ熱い。


変な話だけど、CATMANみたいな男になりたいと思った。

やるせない気持ちを全部、自分の不甲斐なさとダサさに
対する怒りに変換して、本気で変わらなきゃと思った。
(そして、実際にこの時期に僕は相当変貌を遂げたと思う)

先述のURLで、一部のエピソードを見ることができたんだけど、
そんな当時の青臭い思い出が一気にあふれ出てきた。

あの別れが、そしてCATMANとの出会いがなければ、
きっと僕の人生はもっとつまらないモノになっていたと思う。

いざ、結婚しようかという段になってみると、あの出来事、
あの時間というのは、僕にとって必要なモノだったと思えて
くるのだから、不思議なもんである。



19才の僕が忘れてきた何かが、このDVDを観ることで
見つかるんじゃないかと、ちょっと淡い期待を抱いてしまう
僕は、まだまだケツの青いひよっこなんだろうな。
タグ:CATMAN Creative
posted by beck at 01:58 | ☔ | Comments | TrackBack(0) | 個人的日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月27日

圧倒的成果を出すために必要な3要素(情熱、努力、才能)

スティーブ・ジョブズ-偶像復活
ここ最近はスティーブ・ジョブズ-偶像復活を読んでおり、昨日読了。時を同じくして、『我はゴッホになる!愛を彫った男 棟方志功とその妻』をというフジテレビの特別番組を見る。また、撮り貯めていた「プロフェッショナル仕事の流儀」の宮崎駿のすべて「ポニョ」密着300日』を今日やっと見終えることが出来た。
(余談だが、棟方志功を演じたのはあの”劇団ひとり”だが、素晴らしい演技だった。ストーリーも素晴らしかったが、彼の演技に心を突き動かされたところも大きい。)

スティーブ・ジョブス、棟方志功、宮崎駿と、全く関係の無い3人をつかまえて何を書こうと言うわけでもないのだが、個人的にはこの”圧倒的且つ創造的な成果を残した”偉人達の物語にかなり感化されてしまったので、自分の想いや考えをまとめたい。
続きを読む
posted by beck at 02:15 | ☔ | Comments | TrackBack(0) | 起業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月26日

スティーブ・ジョブズ-偶像復活

スティーブ・ジョブズ-偶像復活
スティーブ・ジョブズ-偶像復活

ざっくり言えば、スティーブ・ジョブスの半生について書かれている本なんだけど、個人的には”彼が生きてきた時代””様々な作品・製品がどの様な背景で、誰が作ったのか”といったことに触れられて良かったと思っている。

正直、「スティーブ・ジョブスはいやな奴だけど、超カリスマ」的な評価はもう聞き飽きた。この本でも似たような記述はあるものの、70年代、80年代のパーソナルコンピュータ勃興期のシリコンバレーの喧噪が伝わってくるようでとてもワクワクさせられた

スティーブ・ジョブスの英雄譚ではなく、時代背景も含めて、如何にしてアップルとジョブスが今の形へと進化してきたかを知りたい人にとってはとてもオススメの一冊だと思う。(個人的にはスティーブ・ジョブスは敬愛してやまない存在だけど、過度に神格化したいとは思わない。)
posted by beck at 22:32 | ☔ | Comments | TrackBack(0) | 読書/書評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月25日

大学時代のおもひで

ま、たまには懐古主義的な文章でも書いてみようかということで。。

大学時代の僕は、なんだかムラッ気の多い、安定しない人種だったと思う。大学は大阪の某公立大学で、経済学部に在籍していた。大学に入ったのは2001年、世間ではITバブル絶好調の時代目標は起業することで、経営を大学で学び、趣味やバイトで技術を磨くという自分なりのポリシーを持っていた。

大学1回生の頃、プログラムのバイトをやってみて自分のプログラムスキルのしょぼさに気づいたり、プリンタ販売員やサポセンで結構活躍したり・・・色々な経験が出来てよかったなーと思っている。サークル活動とかしてなかったから、ぶっちゃけ友達は少なかった。

大学2年生になったばかりの頃、結婚まで考えていた最愛の彼女に振られ、なかば自棄になって2ヶ月で12kgも痩せたことも今となってはとても良い思い出だ。若かった。

この間、某大手サポートセンターで、分析チームと銘打って、ASPをぶん回して色々なバックヤードアプリケーションを構築していた。WEB+DB技術の走りを身につけつつ、お金も結構稼げた良い時代だった。

大学3年の夏頃、車を購入。愛車第1号のプリメーラ。

060527_1343~0001.jpg

普通のバイトがしたかったので、深夜のゲーセンでバイトをはじめ、結局就職するまでここのお世話になる。この頃は、ゲームのネット対戦にはまってみたり、クリエイターズグループH&Sというのを立ち上げて、ゲームを作ろうとしてみたり、ネットラジオ番組を編成してみたり、ASPで作品登録サイトを立ち上げて自宅サーバで運営してみたり、なかなかオタッキーな人種だった。

とはいいつつも、コンパをやってみたり、バレーを教えに行ったりして、結構アクティブな一面も見せる。某女子大学のバレー部の子達とコンパをしたとき、体育会系のノリで死ぬほど酒を飲まされて急性アル中になった。(先輩が悪ノリして後輩の僕に飲ませまくった。。。)

そして、大学4年生になり、就職活動も一段落ついたところで母校の女子バレー部のコーチになる。ここが運命の分かれ道だった。オタッキーな趣味にはほとんど見向きもせず、毎日のようにバレーを教えに行っていた。色々あったけど、苦難を乗り越えて、生徒も自分もすごく人間的に成長できたと思う。教えると言うことは、同時に教えられるということなんだなぁって。

大学に入学するときに定めた「趣味とバイトで技術を磨き、学校で経営を学ぶ」という方針は、結構よかったと思っている。文系の僕でも理系ばかりの職場で技術屋として働いているし、別にひけをとっているとは思わない。大学4年間、友達は少なかったがなかなか自分の人格形成には重要な時期だったと思う。

大学1年生→技術・経営を身につける
大学2年生→大失恋によって世界観を改め、Webプログラミングの腕を磨く
大学3年生→多方向にアクティブな活動。コミュニケーションスキルを磨く。
大学4年生→必死で取り組むことの大切さを知り、困難を乗り越え人間的にも成長。


そして、大学4年生の秋、「コーチングダイアリー」として、このBlogはスタートした。コーチを引退したことを契機に、「Hacks for Creative Life!」に名称を変更。

たいとる

あれから丸5年。長かったような、短かったような・・・。今後とも、このBlogに成長の軌跡を残せるような人生を歩みたいと思うし、今後はもっとこのBlogを読んでくれる方々にとって有用な情報を発信していきたい。
posted by beck at 00:12 | ☔ | Comments | TrackBack(0) | 個人的日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月22日

食料自給率についての謎-自炊のススメ

今日、晩ご飯の買い物をしていてふと思ったことがある。
日本の食料自給率と俺の買い物、なんだかアンマッチじゃね?って。

日本の食料自給率はカロリーベースで40%という数値は、多くの人が知るところだと思う。この数値だけを見ると、

「世界からの食料供給がストップした場合、日本は飢餓状態に陥る!?」

と感じてしまうのも、無理からぬ所だと思う。
でも、今晩の買い物をした内、野菜は全て(顔の見える)郊外農家の作物だし、肉は国産牛だった。牛乳は北海道産だったし、その他諸々、ほとんどが日本で作られた食料だった。

肉はまだアメリカ産とオーストラリア産をよく見る吉野家の牛丼は元気いっぱいアメリカ産だ。乳加工食品や調味料、冷凍食品は確かに輸入が多いかも知れないし、カロリーベースで考えれば、確かに自給率を押し下げる要因になりそうだ。

ただ、魚は国産以外あまり見ないし、卵はまず輸入に頼ることはない。野菜は鮮度が命!ってことで、保存の利くもの以外はおおむね国産である。日本人の心、お米に至っては、輸入品を見る機会自体がほとんどないし、少々高くても多くの人はあきたこまちやコシヒカリといったブランド米を食べるだろう。

つまり、普通に生鮮食品を中心に、日々ごはんとおかずな生活をしていれば、実は食卓にならぶ食材は国産のものが多いという事実に気づく。俺の本日の夕食、食料自給率90%ぐらいだぜ、まぢで。

で、ふと気づいたのは、小麦と大豆。こいつらは実はほとんどが輸入でまかなわれている。だから、ラーメンやパスタ、パンにうどんという、日常口にする小麦製品に関しては食料自給率はガクンと低下するわけだ。また、食用油なんかの原料である、菜種やトウモロコシなんていうのも、ほとんどが輸入に頼っている。油は焼く、揚げると大活躍な食材であり、現代人で油のお世話になっていない人はいないんじゃないかって位である。

後は、外食産業なんかでは原価低減のために、輸入作物や輸入加工品が積極的に採用されているってのもあるかなぁ。最近ちまたをさわがしているサイ×リアなどは、作物の原産国をちゃんと公表しているが、なんだかんだで野菜や卵などは、国産品を使っている。
http://www.saizeriya.co.jp/foods/foods07.html

ちなみに、そんな状況の中、外食産業やコンビニ弁当の廃棄率がかなり高い水準にあることも、結構公然の事実。ここを改善せずに農作物だけ増やしましょうというのもおかしな話だ。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/trend/CK2007081402040845.html

さて、そんな中、民主党では農業保護政策をマニュフェストに掲げている。これ自体は、農業離れを防ぐ一定の効果はありそうですが・・・、農家の所得は一定額まで保障しますって制度はどうなのかなぁって。どちらかと言えば、生産者保護よりも、流通やら産業構造やらの、消費側がもっと国産の食料を使うような仕組みを作らないと意味ないんじゃないのって。(いくら作っても、使われなければ廃棄されるし)
それに、食料自給率をあげましょう!っていうなら、今作ってる作物じゃなくて、外国に依存している小麦や大豆、油製品・・・etcがもっと日本で生産され、消費されるようになるかってところに取り組むべきなんじゃないかな。
http://www.dpj.or.jp/special/manifesto2007/

農水省のホームページにもあったけど、食料自給率の低下は、農業従事者の減少だけじゃなくて、現代人の食生活の変化によるところが大きい。だから、もっと日本人が外食に頼らず、しっかり自炊して、ごはん・おかず中心の生活に回帰すれば、食糧自給率の問題は大幅に改善すると思っている。じゃぁ、それってなーにっていうと、馬鹿な俺が思いつくことは、せいぜいが
  • 教育の場でもっと家庭科の相対的な地位を向上させる
    (センター入試で必須科目にするとかw)
  • 総理大臣自ら包丁を握って国民に自炊をアピールする
    (麻生さんならナカナカ割烹着とか似合いそうだなw)
  • ってか、ポストハーベスト農薬とかもっと教育しる
  • 大和撫子が「料理ができる男性最高!」的価値観を持つ
  • 日本男児も「料理ができる女性最高!」的価値観を持つ
  • お互い頑張る。(動機は下心でいいじゃん)
ってなもんで・・。ま、そういう難しいことは政治家に任せて、俺は自分の健康と家計の為、そして来年結婚予定の彼女にうまい飯を食べさせてあげられるよう、日々頑張って自炊しようと心に誓うのでありました。

wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A3%9F%E6%96%99%E8%87%AA%E7%B5%A6%E7%8E%87
農水省
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/zikyu_ritu/011.html
posted by beck at 23:02 | ☁ | Comments | TrackBack(0) | 勉強/スキルアップ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

人生は手帳で変わる 3週間実践ワークブック

人生は手帳で変わる 3週間実践ワークブック
人生は手帳で変わる 3週間実践ワークブックより

ひとことでいえばフランクリン・プランナーの活用ガイド的な位置づけの本。内容としてはTQ―心の安らぎを発見する時間管理の探究7つの習慣をわかりやすくポイントだけまとめたという感じ。この2冊の本は思想や考え方、しいては行動を変えることを目的としているのだけど、本書はフランクリン・プランナーを使ってそれらを実践する為の方法論にフォーカスされている。

個人的には以下の点で本書は優れていると思っている。
  • リフィルへの記入例が豊富
  • 価値観を見つけるために段階的な演習有り
  • タスク管理やスケジュール管理の方法が学べる

そんなわけで、僕のように「本も読んだし、研修も受けたけど、今一使い方わかんねーよ」ってなかんじで、フランクリン・プランナーをもてあましていた人にはもってこいな本だと思う。特にTQ7つの習慣、フランクリン・プランナーの演習フォームにもない、この本オリジナルな演習が結構良い感じ。価値観を洗い出し、そこから目標に落とし込みましょうって、TQ7つの習慣でさらっと書かれてるんだけど、今まで平々凡々な人生を生きてきた僕には難しい要求だったのだ。

で、この本を読んでいて思ったのは、やっぱりフランクリン・プランナーには目標達成のための年表が欲しいなと。元々、この本の中にも「SMARTな目標設定をしましょう」ってあるんだけど、それは目標に日付をいれましょうって発想。年表はそれを時系列に並べ直す(計画に落とす)もので、例えば1年の間に達成したい目標と、それをどういう風に達成するかを年表上に配置していく。参考までにSMARTの意味は以下の通り。

  • Specific ― テーマは具体的か?
  • Measurable ― 定量的に測定できるか?
  • Achievable ― 達成可能なものか?
  • Result-based ― 「成果」に基づいているか?
  • Time-oriented ― タイム・フレームは意識されているか?

前も書いたけど、「5カ年計画」「今年の目標リスト(&年表)」は現在作成中なので、完成次第ここに晒します。後は、目標設定/ブレイクダウンのためのフォームも作るかな。
posted by beck at 07:31 | ☁ | Comments | TrackBack(0) | 読書/書評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「へんな会社」を作りたい!

「へんな会社」のつくり方 (NT2X)
「へんな会社」のつくり方 (NT2X)

前のエントリー
でも紹介した「はてな」という会社。インターネット業界ではかなり存在感ある存在になっているんだけど、それを支えるのがプロダクトアウトとマーケットインを巧みに組み合わせた「ものづくり」の体制なんじゃないかと思っている。

この会社のマーケットインは、ほぼ直接的にユーザの声をすくい上げ、サービスの改善を図ったり、新規サービスの開発を行っている希有な事例であり、圧倒的な強みとなっている。

また、プロダクトアウトはどことなくシリコンバレー的なところがあり、例を求めるなら・・・大げさかも知れないが、Googleに近い。共にインターネット(WEB)の可能性を最大限活かし、新しいサービスを創り出そうという、技術志向というか、創造指向が強い。そのサービスが儲かるかどうかというより、そのサービスのおもしろさや技術的卓越性の方を優先しているように感じられる。


インターネット企業には「技術を創り出す会社」「技術を利用してビジネスをする会社」の2つに分かれ、前者より後者の方が圧倒的に多いと思う。(日本のブログサービスの多くはWordpressだし、無料SNSは例外なくOpenPNE。)個人的な捉え方ではあるが、「はてな」は前者だと思っている。

別段後者が良いとか悪いとかいうわけではないんだけど、自分が起業するとすると、やっぱり前者の会社でありたい。そりゃフレームワークやオープンソース、ライブラリの活用は行うだろうし、必要とあれば他のWebサービスのAPIを活用すると思う。とはいえ、どんな形であれ、僕の価値観は創り出すことに何よりも喜びを感じるし、自分が心底やりたいことでないなら起業しようとは思わない。


思うに、へんな会社「はてな」は、もっとよくしたいとか、こうすれば面白いんじゃないかなとか、そういう試行錯誤の上に出来上がったんだと思うし、今後も実験は繰り返されて、より変さには磨きが掛かるんだろうと期待している。そうやって、自分たちが作りたいモノと、人々が求めているモノを摺り合わせる方法すらも創り出している「はてな」はとてもCreativeでカッコイイと思う。

仕事や事業には一定のルールがあるんだけど、どういう風に伸ばしていくかという方法論自体は、本来自由なものだと思う。コンサバな企業なら残念な感じかも知れないけど、ベストプラクティスには敬意を払いつつも、自由に仕事を創り上げるほうが、もっと仕事が面白くなるし、成果も出る


なんだか、「へんな会社」のつくり方 を読んでいくうちに、戦後勃興し、行動経済成長期を駆け抜けてきた「ものづくり」企業のエピソードと同じにおいを感じた。自分たちがやりたい仕事をやり、作りたいモノを作り、ユーザの声に耳を傾けより良いモノを作る・・・やり方こそユニークだけど、実はすごく常套なやり方の会社なんだろうなとふと思った。むしろ、そのユニークなやり方を創り出すことだって本来はアタリマエな事なんだと思う(けど、どきていないところがほとんど。。)


それを「へんな会社」だと言うのなら、僕は「へんな会社」を作りたいと思う。
タグ:はてな 起業
posted by beck at 00:31 | ☁ | Comments | TrackBack(0) | 起業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月18日

「へんな会社」の作り方

「へんな会社」のつくり方 (NT2X)
「へんな会社」のつくり方 (NT2X)
 
ご存知、はてな社長近藤氏の本。はてなという会社のユニークさの源泉を探ることができる。

「はてな」が日本のWEBサービスの中で際だっている点は、一種カルト的とも言えるコミュニティが形成されている所だろう。

如何にしてユーザと共にサービスを創り上げるか?

この、サービス業にとっては永遠の課題とも言える問題を、独自の思想と方法論で「はてな」は形にしているのだ。

この本には”成功の秘訣”は書かれていないが、はてながその独特のコミュニティを築くに至った試行錯誤が綴られている。IT系の人のみならず、サービス業に従事する人全般に有益な本ではないかと思う。

いつまでもこの本に書かれている様な会社であって欲しいですね。
posted by beck at 13:39 | ☁ | Comments | TrackBack(0) | 読書/書評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月06日

手帳強化施策

ここ最近、この1年間の自分の手帳術、時間管理術を振り返って、
何が足りないか?今後どうすればいいか?などと考えていました。
その結果は・・・

  • 自分の価値観や目標から自分のやるべきことを明確化できていない。
  • そもそも、自分の価値観や目標をあまり明確化できていない。
  • 中長期的な視野に立って予定を立てられていない。
  • モチベーションを常に高く維持できていない。
  • 自分の人生の範となるようなリスト作りができていない。
  • その日のタスク管理に終始してしまっている。
  • アイデアマラソンが継続できていない。

などなど。。
原因は色々あるんだろうけど、やっぱり自分自身のことがよく分かっていない
というのが最大要因。書き途中のミッションステートメントを書き上げ、価値観を
掘り下げ、本当に自分がやりたいことを見つける作業を今後も続けたい


そんなわけで、手帳強化施策と銘打って、フランクリン・プランナーをもう少し
自分好みにカスタマイズして改善したいと思います。今考えているのは
  1. 5カ年計画シート
  2. 今年の目標設定シート
  3. 欲しいモノリスト
  4. 上質世界リスト(自分の世界観を広げるモノ)
  5. その他、自分のやる気が出そうな言葉集
  6. マスターTODO
  7. アイデアマラソンノート
などなど・・・。
「熊谷式」「夢に日付を」などでは、中長期の目標を策定し、それを
日々の予定にまでブレイクダウンしていくというアプローチ
を取る。
これはフランクリン・プランナーとは似て異なる機能である。

フランクリン・プランナーには目標(ゴール)設定シートがあるが、
個人的には1ページに5年程度の、自分の役割や価値観に沿った
未来展望を描くページがあってもいいんじゃないか
と思っている。

また、この先1年、何を、どの程度、いつ、どうやって実現するか
という具体的な目標&行動指針
もあった方がいいと思っている。
元々の目標設定シートは”大目標”や”夢”の実現プロセス策定に使いたい。
(なんせ1ページで1つのゴールなのだ。。ダイエットに使うのは勿体ない)

その他のリフィルは自分のやる気をかき立てたり、弱い気持ちに
負けそうになったときに思いとどまらせてくれそうなもの
を考えている。
物欲だって立派なモチベーションの源泉に
なるのだ。
写真やリストをいくらか探してきたが、これで完成という訳ではなく、

マスターTODOは、資料作成や課題調査、設計作業などの、中短期的な
タスク管理に使う
”作業見積もり時間””進捗状況をプログレスバーで管理”
といった項目を設けておきたい。

最後にアイデアノートだが・・・これはちょっと悩み中
当初はA5ノートと併用しようと思っていたのだが、やっぱり常に机の上に
広げられているフランクリン・プランナーの方が手軽に書ける
気がする。


そんなわけで、今月いっぱい位をかけて、オリジナルリフィルを作っていく予定。
できあがったものは順次アップロードしていきます♪
posted by beck at 02:16 | ☔ | Comments | TrackBack(0) | 手帳/メモ/ノート術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月04日

今更だけどRemember The Milkを使ってみる

Check Pad」でタスク管理に少々使いづらさを感じていたので、
今更ながら「Remember The Milk」に挑戦することにした。

参考URL
http://forgotthemilk.net/
http://gihyo.jp/lifestyle/serial/01/rtm/0001


まださっきいじり始めたばっかりなんだけど・・・

rtm.png

なかなかいい感じのインターフェース。
タスクの完了をCheck Padみたくワンクリックでいけないのが不便だけど、
それ以外の面においてはRTMの方がタスク管理には向いている。
(リストツールと、TODOツールを比べること自体がナンセンスかも知れないが。)

特に個人的に気に入っているのは以下の点だ

  • 期日の設定ができる(勿論しなくてもいい)
  • リマインダーとしても使える
  • Googleカレンダー、Gmailと統合できる
  • タスクをタグ付け管理できる
  • 共有タスクは勿論全員が編集可能!

リストを複数作れるのは当然のことながら、タスクをタグ付け管理できるのは相当便利。
例えば、ステータス管理をタグで行うという使い方がデキル。例えば、

○×画面作成 - 0.設計中,1.作成中,2.レビュー,3.レビュー結果反映4.完了

といった感じで工程を管理することも可能だ。そ「1.作成中」タグを選択すれば、
現在作成中状態のタスク一覧を出すことができる。


また、Googleカレンダー、Gmailと統合できるのもかなり使い勝手が良い。
一画面で一週間の予定とタスクを確認することができる。

gmail_rtm.pnggcal_rtm.png

ただ、残念なのはGoogleカレンダーは”その日が期日のタスク”しか表示できない上、
一覧でタスクを眺めることができない・・・これはちょっと不便。Gmailではほぼ全ての
操作が同一画面上で行えるだけに残念だ。今後に期待。


かねてからデイリーのフランクリン・プランナーでの懸念事項であった

1.ウィークリーでのスケジュール把握
2.マスターTODO管理(複数日かかる資料作成などの管理)


に関しては、Googleカレンダー+Remember The Milkでなんとかなりそうだ。
(1,2共に出先で把握できなくてもさほど問題ではないので)
posted by beck at 16:38 | ☔ | Comments | TrackBack(0) | Life hacks(主としてIT系) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月02日

来年もデイリー行きます!

来年の手帳を悩み中・・・

の続きですが・・・

結局フランクリン・プランナーデイリーリフィルを買いました。

←A5ノートサイズ1日2ページ

やっぱり、1日見開き2ページは手放せないなぁって感じか。
SEってのはなんだかんだで、タスクが輻輳しがちな職種なので、
やるべき事を明確化し、優先順位を付け、ひたすらそれに没頭する・・・
というプロセスにはやっぱりデイリーがいい訳です。

ほぼ毎日持ち歩くし、出先では気軽には開けないのは確かなんだけど、
どうせ電車の中や歩いてる途中に手帳開くこともないしね。。

ちなみにデザインはオリジナル。7つの習慣、リーダーシップ、コーナーストーン
などでもよかったのだけど、クラシックサイズは全て英語リフィルなのだ。。。
それはそれでカッコイイのだけども、月間に日本の休日が印刷されていない。。
(休日シールがついてくるだけど。)

軽さ重視だから、ユニバーサルがあればそっちにしたかったんだけど、
ユニバーサルはコンパクトにしかないという罠。

スケジュール一覧性確保の課題に関しては以下の4案で検討中
  1. Googleカレンダーでいいじゃん
  2. フランクリンのスリムノートを導入
  3. MOLESKINなどのポケットサイズ手帳を導入
  4. アイデアマラソン用のA5ノートにウィークリーリフィルを導入

 

  案2.スリムノート     案3.MOLESKIN

今今、PCのない環境でスケジュールを一覧したいというニーズがないことに
今更ながら気づく。。但し、フランクリン・プランナーで言うところの

価値観→目標→週間→毎日

というプロセスを踏んで日々の予定を立てるためには、一週間コンパスだけ
じゃなくて、バーチカルのウィークリーが欲しい。フランクリン・ヘビーユーザは
どうやらウィークリーとデイリーを併用している人が多いらしいし。。。

個人的にはスリムノートが結構いいんじゃないかと思っている。
携帯性重視なので、「7つの習慣」ではなくて「人生は手帳で変わる」かなと。
ただ、現時点ではあまり難儀していないので、ウィークリー手帳併用の件に
ついてはもう少し検討を行いたい。


なんだかノートがばらけるのが今一・・という件に関しては

・フランクリンは日々の計画、記録、仕事やプライベートのメモなど
・A5ノートはアイデアやCre-Pa!設計などの”アイデアメモ”
 アイデアマラソンや発想源などの”トレーニング”用途

と割り切ってしまう。但し、移動中はRHODIAか、”サテライトノート
(フランクリン純正、バインダーにとじれるメモ)にメモを取ってから適宜転記。

フランクリンのノートリフィルを使ってA5ノートは使わないという手もある。
ただ、クラシックサイズのノートを閉じておくためにはあのクソデカイ保存用
バインダーか、安くはない革製バインダーを使う必要がある
と考えると微妙。

最終的に書いた紙データは後で引っ張り出せるように保管だけしておいて、
全てドキュメントスキャナーで電子データ化&Evernoteに取り込んで、
OCR文書&タグ付けでいつでも検索できるようにすればいい
っしょってことで。


#ちなみに、コンパクトサイズにしときゃ他のバイブルサイズのリフィルやバインダー
と共有できるから、こんな悩みもない・・・・が、ノートはやっぱりA5が良いのだ。


ということで、今後も手帳&メモ&ノートに関しては検討していきたし。
ちなみにフランクリンプランナー使ってみたい!!って人には以下がオススメ


まずは試してみたいって方はこのトライアルセット。
サイズはコンパクト。バインダーはおもちゃです(笑


漢は黙ってクラシックのデイリー!!今までA5サイズの手帳を使った
ことがない人もある人も、このデカさ、重さには度肝を抜かれます。


コンパクトサイズのウィークリーぐらいが普通の手帳としては使いよいと思う。

ちなみに私が使っている構成は以下の通り
・バインダーなしのクラシックサイズ リフィルキット
・コレクティッド・グレイン・レザー





月替わり時は2ヶ月分差し込むけど、基本的には1ヶ月分のみ差し込んでます。
その他、目標/価値観/リストなどを収納。出納やプランナーズガイドなど、
省けるモノは全て省いた構成にしています。

持ち運べるクラシックサイズがお望みの方には最適な構成です・・・多分。
posted by beck at 00:10 | ☔ | Comments | TrackBack(0) | 手帳/メモ/ノート術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする