英語を勉強しなきゃと思いつつ、いつまで経っても全く英語を勉強しない自分に対して、何だか自分で腹が立ってきた。このままじゃイカンデスヨ。
背景事業部では、この前買収した海外の会社のPP製品を担いでビジネス展開をはじめているわけで、同じ部署の先輩も英語の資料をヒーヒー言いながら読んで客先に提案に行っている。自分自身、今現在英語ができ無くてもあまり困らない(Javadocや3GPPの標準をチラ見するときぐらいだ)状況であったとしても、この先々を考えれば英語が出来たことに超したことはない。(一応昇格要件だし)
英語学習の考え方英語は中長期的なスパンで学習を行う必要があるわけで、習慣形成をしなければ三日坊主で頓挫することは目に見えている。ここ最近の試行錯誤の結果、
習慣形成に大切な事は以下の三点だと考えるに至った。
- デキル限り手軽に取り組めて
- デキル限り目につくところにあること
- 結果が積み上げで見えるようにする事
僕らは文明の利器に慣れてしまった軟弱なる現代人なわけで・・・CD教材を使う場合であっても次の章へ進むのに
CDをいれかえる作業が発生すると、途端になんだか面倒な気分になる。そんな軟弱なことで英語がマスターできるか!!と怒られるかも知れないが・・・、そういうちょっとした心理的障壁を取り去ってやること自体、習慣形成にはとても大切なのだ。
英語学習への僕なりアプローチをまとめると普通だけど以下の通りとなる
1.ひたすら英語の音源を聞き込む(リスニング力+英語応用力)
2.IT系ディクテーション(単語力、語彙力+英語基礎力)
3.TOEIC試験対策(試験対策)1.ひたすら英語の音源を聞き込む基本的に全て音はiTunesに入れ、一部をiPodに入れて持ち運ぶ。ただし、学習用のプレイヤーはあくまで
この前買ったT.Sonic320であり、
オーディオブック+英語教材全てが常にこのプレイヤーに入っている。(128kbpsのファイルであれば10分10MBなので、4GBのT.Sonicには500時間超の教材を格納可能)
ねくすてさんが教えてくれた
”音声ファイルのオーディオブック指定方法”のおかげで、iTunesに音声ファイルを入れたとしても、シャッフルなどから除外してくれるようになったことは大きい。
ランニングに出かけるときはiPodにnike+を装着して走りに行くので、オーディオブックや英語教材を聞きながらランニングが出来るし、音楽を聴く時にはこれらの音声ファイルは混じらない。また、満員電車ではiPodの操作ぐらいはできるが、プレイヤーの交換作業は流石に難しい時にはiPodでそのまま学習モードに入ることができる。
また、普段から使用するiTunesやiPodを使うことによって、
嫌でも毎日教材のプレイリストが目に入る。また、
それらを再生するのはほんの数回クリックするだけなのだ。つまり、iTunes+iPod+T.Sonicの運用で、
”思い立ったらすぐ実行”が可能になる。
で、実際英語学習用にmp3に落とす教材は何かというと・・・
- 昔買ってちょっとはやったけど途中でやらなくなったCD教材
- 英語の古典文学の無料オーディオブック(LibliVox)
- 英語系Podcast(CNNとか、アルクとか吟味中)
- iKnowの学習済みアイテムRSS
CD教材は払った分ぐらいは取り返せるようにがんばるw
それにしても、
LibliVoxはスゴイ。
イソップ物語や
不思議の国のアリスなどの童話はもとより、
孫子の兵法やら
マキャベリの君主論とかもあるんですよ。もちろん、後者の2つはいきなり聞いても意味わかんないんだけど(笑)でも、日本語の内容をある程度頭に入れて、テキスト(多分どこかで無償で配布されている、イソップ物語は発見)を手に入れれば、理解はそれほど難しくないかなと。Bushidoとかどこかに落ちてないかなぁ・・・
その他英語の無料オーディオブックについては下記の記事が参考になる
http://www.popxpop.com/archives/2006/12/_op.html後、今は
BBCや
CNNといった海外のメディアの音声ファイルが簡単に手に入るから、それを聞いて耳を英語に慣らすというのはアリアリですな。しかも、ちょっとタイムラグがあるとはいえ、
世界のニュースに常時触れているというのは、ビジネス的にも結構役立ちそうだ。
2.IT系ディクテーション(単語力、語彙力+英語基礎力)先に紹介した音源系の教材に加えて、ディクテーション系教材としては、超絶有名な無料の英語学習サイト
「iKnow」を組み入れたい。
ディクテーションによって単語力や語彙力の強化を図れるからだ。
iKnowのディクテーションアプリはなかなか良くできていて普通に面白い。あの大ヒット作であるDSの『英語漬け』よりも個人的にはこっちの方が面白い。
色々なバリエーションで単語や語彙を覚えさせようとしてくれるので、英語漬けに比べて飽きがこない。また、
iKnowで勉強した単語/語彙はPodcastingで配信されてくるので、次の日の電車の中で復習ができたりもする。
とりあえず、iKnowは毎日起動することにする。
Remember The Milkや
Googleカレンダーなどの毎日起動する系のアプリケーション類と同時に起動するようにFireFoxのアドインである
Morning Coffeeを使用する。また、Bookmarkの中でも、最も操作しやすい場所に配置することにする。
3.TOEIC試験対策(試験対策)また、年明けのTOEIC受験に向けて、以前購入したはいいけどこれまであまり使われなかったTOEIC対策問題集をやりたい。これ
は概ね試験の1ヶ月前からやり始める予定。
薄手の持ち運び安いモノをチョイスしたのは、出社前・帰宅時にカフェに寄って勉強するためだ。
これに関しては別段工夫を凝らすつもりはない。
1ヶ月前になれば、それなりに焦ってくるし、集中力も自然に高まるからだ。そういう意味では、締め切りをこまめに設定(TOEICを毎月受けるとか)していけば、こういう読み書き系のお勉強もよりはかどるようになるだろう。
でも、僕にとって、英語の勉強ばかりやっているわけには行かない。普段は音+ディクテーションで、試験前だけ試験対策という型が今の自分にはベストだと思っている。
結果が積み上げで見えるようにする事
さて、これまでの記述では、”結果が積み上げで見えるようにする”という点に関しては一切触れられていなかった。最後にこれについて述べておきたい。積み上げには大きく二つあると考えていて
1.時間の積み上げ
2.成果の積み上げ【1.時間の積み上げ】英語の習得には大体3000時間が掛かると言われている。この数値の是非に関しては議論するつもりはないが、一つの目標になるのだが、
1日1時間勉強してもだいたい8年間かかる計算だ(笑)そんなわけで、個人的には流しで音源を聞いた時間もディクテーションも試験対策もひっくるめて、
年間で750時間、
平均して週で14.5時間程度、
平日1.5時間、休日3.5時間、という指標値で取り組もうと思っている。直近必要ないとはいえ、30歳まで(つまり後丸4年)に英語力をマスターしたいからだ。年間で1000時間勉強したい人は、週で20時間、平日2時間、休日5時間という指標値が見えてくるだろう。
こういった指標値が見える、積み上げ型の記録表があればBESTだろう。次回、指標値入り英語学習用積み上げ記録表を作成してお出ししたい。
【2.成果の積み上げ】
成果の積み上げは、上記に比べて単純だ。
自分が終わらせた教材をひたすら記録していけばいい。但し、
先に教材をリストアップしておく事が重要だ。聞いたらチェックするだけのリストを作っておけば、記録すること自体それほど苦にはならない。
また、その教材の学習度合い毎にSTEP分けをしておくと良いだろう。例えば、テキスト+CD教材であれば、
・CDだけで学習
・テキスト+CD教材で学習というステップ分けをしてみたり、単純にその音源を聞くのが何回目か?などを記録しても良いと思う。
こちらに関しても、自分で使う予定の成果積み上げ記録表ができ次第、アップロードしたいと思う。
以上が、私の英語学習計画だが、これ自体はお金の掛からない(というか、過去の投資を回収することを主眼においたわけだがw)方法であり、万人に通用するモノではないと思う。何か1つぐらい、これを読んでくれたあなたの役に立つモノがあったなら、是幸い。