試行錯誤の途上ではあるけれど、携帯電話→iPhoneに変えたことによる変化について特徴的なところを述べたいと思う。ちなみに、本記事は前回書いたiPhone3GSを使った生産性向上についての考察と内容的には大差ないんだけど、”何が変わったか?”、”どう使っているか?”という観点をより強く書いたつもり。(あくまでも20代中盤、デスクワーク中心の会社勤めのシステム屋のケースだけれども)
最大の変化を3つ挙げるとすると・・・
1.GoogleReader+Twitterによる情報シャワー
2.スケジュールとTODOの管理がネット経由で超便利
3.ライフログやメモの頻度が向上
1.GoogleReader+Twitterによる情報シャワー
おそらく、MLやら同胞配信やらでで恐ろしい数のメールが飛び交う職場・・・例えばシステム開発業務等に従事している方にとっては珍しいことではないと思うが、大量に流れてくる情報に印を付けて後で見返す形で情報収集をGoogleReader+Twitter(friendfeed)ではじめた。iPhoneを使えばGoogleリーダーやTwitterにいつでもアクセス可能であり、且つ使いやすいクライアントアプリが色々あることが決め手。
勿論、PCだけでもできることなんだけど・・・会社のPCでこういうことするのはちょっと気が引けるし、ちょっと時間が空いたとき(例えば移動中や、昼休み)にサクッと目を通して、必要そうな情報に印を付けておけるところがgood。
2.スケジュールとTODOの管理がネット経由で超便利
家のPCや会社のPCとケーブルで接続し、アウトルックと同期という形で今までのケータイでもできなくは無かったことかも知れない。一手間減っただけのことかもしれないが・・・GoogleSyncで同期したiPhoneのカレンダーと、Remember The Milkと同期したMilpon(別にRTM純正アプリでもOK)は、凄まじく便利。キャッシュしてくれるから、別にネットに繋がらなくても使えるあたりも素敵♪
フランクリン・プランナーのデイリーを使っていて今一管理しきれてなかった、中長期のスケジュール、中長期(締め切りが先)のマスターTODOをiPhoneが補完してくれている形。フランクリンプランナーは、価値観や目標(超長期のスケジュールや行動計画)、そこからの行動落とし込み、そして、日々のタスク遂行に活用したい。
3.ライフログやメモの頻度が向上
とりあえず、まずはTwitterで今どこで何をしているとか、何食べてるとかをつぶやく。余裕があれば写真付きで。それがそのままライフログになるし、後で自分のつぶやきだけを見返すことで1日の振り返りがなんとなくできる。
また、分かっていたことなのだけど、evernote+iPhoneは恐ろしく便利。例えばどの辺が根本的に違うかというと・・・
・とりあえず、気になるものがあれば写真メモ(位置情報も付加される)
・とりあえず、思いついた事があればテキストメモ
・料理をしながらblogのネタを音声メモに
・参考文献は全てevernoteにインポート(pdfも検索対象)
これまではメモ帳を取り出せないときの代用としてケータイを使っていた。しかし、今ではRHODIAを使いたいという欲求に駆られた時と、ささっと手書きでメモを取らなきゃいけない時を除けば、ほとんどメモはiPhoneでとっている。ま、これまでも基本的にメモの最終蓄積をevernoteにしていたので、今まで寄り道してたところを全てすっ飛ばしていきなりゴール地点に到達できる感じ。
変化の要因はなんだろなぁ・・・って考えてみると
・ネットが凄く身近になった
・Web上のサービスとの連携がスムーズになった
・情報アクセスやメモのストレスが少なくなった
ってあたりじゃないかと思った。多分、いくつかは今までの携帯電話でもできたことだと思う。でも、ちょっとつながりがよくなったり、ちょっとストレスなく使えるようになったり、ちょっと小粋なインターフェースを持ったりっていう積み重ねで、何だかライフスタイルまで変わる位の素敵さになったんじゃなかろうかと。