新聞や雑誌の記事で「これいいな!」と思っても、切り抜いてスキャンというのはちょっと面倒だったりする。iPhoneでどうにかできないかと試行錯誤していたところ、スキャンアプリ
「JotNot」がイイカンジだったので、今後はコレを使って新聞・雑誌の切り抜きを行うことにした。
詳しい方法と作例は以下の通り。
■JotNotについてJotNotはiPhoneをスキャナーに変えてしまう素敵なアプリ。紙媒体や黒板なんかをケータイカメラで撮ろうとすると、大抵歪んだり、読みづらかったり、不要なモノが写り混んだりするんだけど、JotNotを使えばこういった問題の多くを解消することができる。作例を挙げると
こんな感じで、
斜めになっている被写体の文章もしっかりと読めるレベルにまで補正してくれる。更に
このアプリが最強なのは様々な保存形式を有しているところだ。(詳しくは以下の通り)情報集約をEvernoteやGmailで行っている人にとっては垂涎の機能といえる。
- evernoteに転送
- メールに転送
- 画像で保存
- PDFで保存
■新聞の切り抜き手順では、実際に新聞の切り抜きを行ってみたいと思う。
1.兎も角もJotNotを起動し新聞の切り抜きたい記事を撮影。
2.切り抜きたい領域を選択して「Process」を選択
3.左の絵な感じでイイカンジに補正された画像が生成される。画面下部中央のアイコンを選択
4.右の絵のような感じの画面で「Send to Evernote」を選択
5.Evernoteの記事を書く画面が現れるので、タイトルやらタグやらを設定する。
検索しそうなキーワードを本文中に書き込んでおくとなお良し。
後でPC上からこの辺の作業やるって人はここのところは適当でOK。
Notebookも選択できるので新聞切り抜き用のNoteを作っておくことをオススメ。
6.ってなわけで、iPhone上のEvernoteで閲覧してみるの図。ナカナカに良い感じ。
ちなみに右図は若干縮小状態で表示。ここから更に拡大しても綺麗に表示される位の解像度。
7.勿論、PCのクライアント上からも閲覧可能。ただ、iPhoneとちがって拡大縮小ができない・・・微妙w
■所感とまとめ新聞の切り抜きをやったことがある人なら分かると思うのですが、
記事を切り抜いて台紙に貼る、更にはそれをスキャナで読み込ませる・・・といった作業に比べればこの方法はかなり楽チン。勿論スキャナに比べれば解像度や綺麗さで劣るんだけど、
記事の切り抜きはそもそも「ストレス無く読めるレベル」で取り込めれば問題がないので個人的にはJotNotで十分。
そして、言わずもがな、
Evernoteに取り込むことで、タグ付けや検索が可能になり、情報の検索性が高まる。更には、PCクライアント、iPhone、Webページのいずれからでも情報を参照することが可能となるので、必要なときにいつでもその情報を取り出すことができる。個人的にはこれらの効果により(スクラップブックに比べ)
情報の再利用性は格段に向上すると考えている。
まとめると・・・
- 新聞の切り抜きをJotNotで行う事で、切り抜き作業の手間が大幅に削減される
- 切り抜いた記事をEvernoteで管理することで、情報の再利用性が格段に向上する
■その他応用方法
その他の応用方法としては
- 会議で使用したホワイトボードの内容を記録
- フライヤーやカード、箸袋など自分の好きなアーティストやお店の情報が書かれた紙媒体の写真をメモ代わりに記録
- 読書の抜き書きに利用
- レシートを取り込んで支出管理に役立てる
等が考えられる。紙媒体で、とりあえず保管しておきたいものや、それ自体がメモになるものには結構応用が利くのではないかと思う。
posted by beck at 13:34
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