大学時代の僕は、なんだかムラッ気の多い、安定しない人種だったと思う。大学は大阪の某公立大学で、経済学部に在籍していた。大学に入ったのは2001年、世間ではITバブル絶好調の時代。目標は起業することで、経営を大学で学び、趣味やバイトで技術を磨くという自分なりのポリシーを持っていた。
大学1回生の頃、プログラムのバイトをやってみて自分のプログラムスキルのしょぼさに気づいたり、プリンタ販売員やサポセンで結構活躍したり・・・色々な経験が出来てよかったなーと思っている。サークル活動とかしてなかったから、ぶっちゃけ友達は少なかった。
大学2年生になったばかりの頃、結婚まで考えていた最愛の彼女に振られ、なかば自棄になって2ヶ月で12kgも痩せたことも今となってはとても良い思い出だ。若かった。
この間、某大手サポートセンターで、分析チームと銘打って、ASPをぶん回して色々なバックヤードアプリケーションを構築していた。WEB+DB技術の走りを身につけつつ、お金も結構稼げた良い時代だった。
大学3年の夏頃、車を購入。愛車第1号のプリメーラ。

普通のバイトがしたかったので、深夜のゲーセンでバイトをはじめ、結局就職するまでここのお世話になる。この頃は、ゲームのネット対戦にはまってみたり、クリエイターズグループH&Sというのを立ち上げて、ゲームを作ろうとしてみたり、ネットラジオ番組を編成してみたり、ASPで作品登録サイトを立ち上げて自宅サーバで運営してみたり、なかなかオタッキーな人種だった。
とはいいつつも、コンパをやってみたり、バレーを教えに行ったりして、結構アクティブな一面も見せる。某女子大学のバレー部の子達とコンパをしたとき、体育会系のノリで死ぬほど酒を飲まされて急性アル中になった。(先輩が悪ノリして後輩の僕に飲ませまくった。。。)
そして、大学4年生になり、就職活動も一段落ついたところで母校の女子バレー部のコーチになる。ここが運命の分かれ道だった。オタッキーな趣味にはほとんど見向きもせず、毎日のようにバレーを教えに行っていた。色々あったけど、苦難を乗り越えて、生徒も自分もすごく人間的に成長できたと思う。教えると言うことは、同時に教えられるということなんだなぁって。
大学に入学するときに定めた「趣味とバイトで技術を磨き、学校で経営を学ぶ」という方針は、結構よかったと思っている。文系の僕でも理系ばかりの職場で技術屋として働いているし、別にひけをとっているとは思わない。大学4年間、友達は少なかったがなかなか自分の人格形成には重要な時期だったと思う。
大学1年生→技術・経営を身につける
大学2年生→大失恋によって世界観を改め、Webプログラミングの腕を磨く
大学3年生→多方向にアクティブな活動。コミュニケーションスキルを磨く。
大学4年生→必死で取り組むことの大切さを知り、困難を乗り越え人間的にも成長。
そして、大学4年生の秋、「コーチングダイアリー」として、このBlogはスタートした。コーチを引退したことを契機に、「Hacks for Creative Life!」に名称を変更。

あれから丸5年。長かったような、短かったような・・・。今後とも、このBlogに成長の軌跡を残せるような人生を歩みたいと思うし、今後はもっとこのBlogを読んでくれる方々にとって有用な情報を発信していきたい。