もう少し自分の「死生観」について考えてみたいと思う。
僕は正直な所、死ぬことに対してもの凄く恐怖を抱いている。
死後の世界というものを信じていない反面、信じたいという想いもある。
この世に霊がいること、それ自体が恐怖なのかもしれないが、
同時に死後の世界があるという証明なのだ。
僕にとって、『死=消失』であり、そちらの方が心霊現象の万倍恐ろしい。
僕が死ねば、僕の意志はこの世から全く消えてしまう。
僕が生きていたという事実も、僕を知る人がいなくなれば、忘れ去れる。
その喪失感を思い描くと、ものすごい恐怖感におそわれる。
だから、僕は生きている間に自分が生きている意味を見つけ出し、
生きていたという証を残したいと強く思うに至った。
僕という人間が、僕という意志がこの世から消えてしまうのであれば、
せめて自分を取り巻く人々に、ことある毎に思い出して貰えるような
存在になりたい。
死を思い出すことで、よりよい人生を生きる、いわゆるメメントモリだ。
僕はもっとがむしゃらに、全力投球で生きたい。もっと人生を楽しみたい。
僕の周囲の人を幸せにしたいし、僕も幸せになりたい。
Creativeという言葉に凄く執着するのも、何かを創り出すことで、
自分が生きていたという証拠が残るからじゃないかと思う。
ありきたりなことかもしれないけど、僕は以下の様なことを大事にして
生きていきたいと考えている。
・自分の人生に価値があるかないかではなく、自分の人生に価値を創る。
・自分の存在なんてちっぽけだと思う前に、自分にとって大切な人達の
ことを大事にし、その人達の幸せの為に行動する。
・自分の平穏な日常や、愛すべき人達と過ごす時間の有限性を知り、
今しかできないことを今やるように心がける。
・今日が最後の日だとしても、自分は後悔はないと言えるような毎日を
積み重ね、自分の人生を100%エンジョイする。