@インプット(読書/勉強/思考/アイデア/主張)←ここ
↓
A理解(自分の言葉に置き換える)
↓
B付加価値付け(自分なりの+α)
↓
C構造化(自分なりの体系付け)
↓
Dアウトプット(自分なりの文章/絵で表現)←ここ
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A理解(自分の言葉に置き換える)
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B付加価値付け(自分なりの+α)
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C構造化(自分なりの体系付け)
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Dアウトプット(自分なりの文章/絵で表現)←ここ
今回のサマリーは
- 目的を明確化する
- 目標を設定する
- BLOGのテーマを設定する
■目的を明確化する
よく言われることですが、成果を上げるためには目的を持つことがとても重要になります。以前書いた「セルフモチベーションコントロール」というエントリーでも軽く触れているのですが、”やる気”を出すためには目的と目標の明確化と、やろうとしていることの自己目的化が非常に重要となります。やる気がわけば学習に取り組む心理的障壁もなくなりますし、学習自体が楽しくなったり、集中力も増したりという効果が期待できるでしょう。目的の明確化→やる気・集中力の向上→学習効果の向上が見込めるというわけです。
まずはこの問いかけからスタートしましょう。
「自分は何の為にその学習を行うのか?」
これは簡単なようで難しい問題だと思います。なりたい自分になるために必要だから、将来の為だから、直近の仕事で必要だから、学び続けなければ取り残されるから・・・等様々な答えがあると思います。そして、導き出されたその答えを更に具体化する作業を行うことで、より目的を明確化することが可能となります。
例えば、
・ITと経営双方のスペシャリスト且つグローバルに活躍できる人材となりたい
・将来、自分がチームリーダーになった時に円滑にチーム運営したいから
・家庭と仕事を両立し、父親として仕事人として後悔ない生き方をする
などなど。ちなみに、フランクリン・プランナー等で奨励されているのは、ミッションステートメントや自分の役割を明確にすることで、人生の目的を導き出し、そこから目標設定を行うトップダウンアプローチです。しかしながら、必要に駆られてや、自分の人生の目的とは全く関係ないけど勉強したい・・・なんてこともあるかも知れません。その時は”自分は何の為にその学習を行うのか?”というボトムアップなアプローチから目的を導き出しても何ら問題はないと考えます。
■目標を設定する
次に明確化した目的を元に目標を設定します。、基本的には「いつまでに、何が、どこで、どの程度必要になるのか?」といったこと考えて目標設定すると良いでしょう。また、たてた目標はいわゆる「SMARTの法則」でもってチェックすることで、より意味ある目標となると言えます。
SMARTの法則例えば、
- Specific ― テーマは具体的か?
- Measurable ― 定量的に測定できるか?
- Achievable ― 達成可能なものか?
- Result-based ― 「成果」に基づいているか?
- Time-oriented ― タイム・フレームは意識されているか?
・今年の4月までに情報処理技術者試験(データベース)の資格を取得する
(更に、参考書を全て読了する、過去問を5年分終わらせる等の小目標を設定)
・来年の8月に中小企業診断士の一次試験に合格する
(更に、1ヶ月に1テキストずつ終わらせる、添削を遅れず返送するといった小目標を設定)
・手帳術関連のビジネス書4冊を読み、自分なりの手帳の使い方を確立する
(全然SMARTな目標じゃないけど ^^;)
といった目標設定があるかと思います。
読書を行う場合であっても目的を明確化し、目標に落とし込むといったプロセスは非常に有効であると言えます。ただ興味がある本を手に取るのではなく目的にあった本を選択することができると思いますし、ただ漫然と本を読むのではなく、目的にあった内容にフォーカスしつつ、目標に沿った読み方ができるようになります。
■BLOGのテーマを設定する
さて、ここまではかなり一般論というか、やや概念的な世界のお話でした。やっとこさ、本日のタイトルについて書くのですが・・・ここで言いたいことはまんま、BLOGの「カテゴリ」やら「テーマ」といった記事のくくりを、自分の「目的/目標」にあわせるというお話です。
例えば自分の場合、伸ばしたいスキル、分野は以下の通り
・IT → 一応IT系技術者なので
・Mobile → 一応Mobile業界の人間なので
・仕事術/ヒューマンスキル → ビジネスパーソンとしてもっと成長したいし
・手帳術/メモ/ノート → 特に手帳やメモをどう使うかに興味あり
・勉強/スキルアップ → 一生勉強し続けたいと思う今日この頃
・起業/経営 → 将来起業したいし、経営に強くなりたい
で、右側にあるカテゴリを見て貰えれば、上の方にそういったネタが固まっていると思います。だいたい読む本、勉強する資格なんかもこのカテゴリー内のものになります。
ただ、見て貰えれば分かるとおり、かなり”細かい”カテゴリと”粗い”カテゴリが混在しています。例えば、「手帳術」なんてカテゴリは本来「仕事術」に入れてしまっても良いと思います。これは単純に「仕事術」の中でも「手帳術」に関して強い関心、興味を抱いているからであり、将来的に「モチベーションコントロール」や「論理思考」なんかが自分の中でホットなテーマになれば、それを独立させてもいいと思っています。
次回のテーマ「3.インプットの方法論(仕入れと分解)」でも取り上げたいと思っていますが、情報をキャッチし処理するためにはまず入れ物を用意してあげる必要があります。目的/目標の設定によって意識的な入れ物が用意され(アンテナという表現もしますね)、BLOGのテーマを設定することによって最終的なアウトプットの入れ物が用意されるというわけです。
#まぁ、何をアタリマエのことを・・というご感想を抱かれる方も多いかとは思いますが(^^;)
きちんとインプットとアウトプットを整備しておくことは、情報処理(この場合は学習)を行う上では非常に重要です。基本中の基本かもしれませんが、自分がいざ学習を始めた際に、やり方は行き当たりばったりで、記事を書こうにも該当するカテゴリーがどれだかよくわかんない・・・なんてことになれば、記事を書く気も失せるというモノです。
第2回「川上(学習の目的)と川下(BLOGのテーマ)を揃える」は以上です。次回は「インプットの方法論(仕入れと分解)」について書きたいと思います。
1.一連の流れをシステム化する
2.川上(学習の目的)と川下(BLOGのテーマ)を揃える
3.インプットの方法論(仕入れと分解)
4.情報の整理分類と組み合わせ
5.アウトプット(キャッチ、タグ付け、型作り)
3.インプットの方法論(仕入れと分解)
4.情報の整理分類と組み合わせ
5.アウトプット(キャッチ、タグ付け、型作り)
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