第1回 情報をフロー、ストック、アーカイブで分類する
第2回 TomblooではてブとEvernoteに同時Inputする→イマココ
第3回 PhotoStreamとPhotoArchiveの構築
第4回 アウトプットのフロー/ストック/アーカイブ
第5回 アナログインプットの整理について【追加】
第6回 アーカイブの使い分けと連携(Dropbox/Frickr/Evernote)
(このテーマで他のネタが思いつけば続きがあるかも・・)
■Input情報の流れ概要
以前「インプット情報をEvernoteに全自動転送する」という記事を書いておきながらいきなりの宗旨替えで、何だか申し訳無い感じもするのですが、TomblooがEvernoteに対応したことで状況が一変したのでご容赦下さい。。
まず、PCやiPhoneといったデバイスを用いたInput情報の流れについて簡単にまとめた図は以下の通りです。
概要をざっくり書いておくと以下のとおり
iPhone
・iPhoneアプリのTwitBird ProとRSS Flash gを用いる
・Twitterで残したいURL情報は「B![未分類]」を付けてはてブ登録
・RSSで残したい情報は「スター連動はてブ登録」機能を用いてはてブ登録
→Rss/twitter共にこの段階ではてブに登録される情報はタグ「未分類」
PC
・Webは普通にブラウザ、RSSはGoogleReader、TwitterはHootsuiteを用いる
・Twitterで残したいURL情報は「B![未分類]」を付けてRTするかページを開いてTombloo
・RSSで残したい情報はリンク右クリックorページを開いてからTombloo
・WebページはTomblooを用いてはてブとEvernoteに登録
・はてブページ上で「未分類」の記事のリンク右クリックorページを開いてからTombloo※
→その場でタグ付けできる場合は、Evernoteとはてブに登録。
→後からタグ付けする場合は[未分類]ではてブ登録。
※判断に迷ったモノは一端はてブに登録し、未分類で置いておきますが、後から見返して特に必要ないと感じた場合は削除します。また、未分類段階では本当に残すべき情報かどうか怪しいため、Evernoteには保管せずにおきます。
一応補足ですが、iPhone及びPC上のRSSリーダーは他のソフトでも置き換え可能だと思います。また、はてブの代わりに他のSBMやInstapaperなんかを使っても良いと思いますし、RSSもTwitterもスターを付けておけば後で読み返すことが出来ますので、そちらを使うという手もありだと思います。兎にも角にも、後で読みかえす為の置き場所が用意されてさえいればOKです。
■フロー/ストック/アーカイブに分類
Input情報におけるフロー/ストック/アーカイブを分類しておくと以下の様になります。
フロー :Web、RSS、Twitter
ストック :はてブ(時々Instapaper)
アーカイブ:Evernote
ストック情報たるはてブは自分のブックマークとしても使いますし、公開&情報をTwitterに流しているので他人とのリンク情報のシェアにも用いています。
アーカイブ情報のEvernoteはリンク先の記事全文が保管されています。タグも付与されていますので、例えば「かわいい」「猫」というタグで絞り込んだ場合、この記事全文と共に自分のお気に入りの子猫の写真などと一緒に横断的に表示されることになります。勿論、全文検索も可能ですし、Web上からその記事ページがなくなったとしても手元に情報が残ります。
■各種下ごしらえ
各種下準備について説明します。
Tambloo
1.まずはEvernoteとHatenaBookmarkでLinkをShereするよう設定を行いましょう。
2.次に、「ポスト関連」項目のLinkクイックポストなんかも登録しておくと便利です。
Webページなんかをサクッとストック&アーカイブできるこの感覚はなかなか爽快です。
RSS Flash g
1.はてなブックマークの連携設定を行い、デフォルトタグに[未分類]を設定します。
2.次にスター付与時連携設定で、はてなブックマークを有効にします。
Twitterクライアント向け
1.はてブ側のTwitter連携設定を有効にしましょう。「設定」→「外部サイト連携」です。
2.サクッとRTできるよう「B![未分類]」を連絡先に加えておくことをお奨めします。
ちなみに僕の場合は「はて」→「B![未分類]」で設定しています。
■動作イメージ&整理方法
では、一連の動作イメージをご紹介致します。
iPhone
1.RSS Flash gの☆をポチッと押してやりましょう。
2.Twitter上でこんな感じでB![未分類]と付けてRTしてやると
3.両方ともLINK情報がはてなブックマークに[未分類]タグを付与された形ではてブに登録されます。
4.後ははてブ上のリンクを右クリックして「Shere-Link」を選択するか、
ページを開いてショートカットキーをたたいてTomblooの登録画面を呼び出しましょう。
5.タグと説明文を書きこんで、登録したいサービスを選択し、Postボタンを押してやると・・
6.こんな感じで未分類のはてブにタグ付けや説明文を追加できますし・・・
7.こんな感じでEvernoteにもタグ付で記事全文が登録されます♪
その他作例
・Googleリーダーもリンクを右クリックして「Shere-Link」からはてブ&Evernoteに登録できます。
・ページ遷移後登録すること可能。
・勿論、HootSuite上であっても、こんな感じではてブに登録できます。
■以前のやり方との違い
「インプット情報をEvernoteに全自動転送する」の時との一番の差分は、”整理分類”をEvernote上で行うのか、収集段階orはてブを見返すタイミングで行うのかという所です。今回のTomblooを用いたやり方であれば、はてブへの登録と整理を行うついでにEvernoteへの登録ができるため、はてブもEvernoteもちゃんと整備しつつ使いたい人であれば、ひと手間減らすことができます。
例えば、最初からEvernoteしか使わない人、はてブはストリームとして整理分類は特に不要という人にとっては、今回の方法はあまり有効ではないかもしれません。また、Evernoteはタグじゃなくて全文検索メインで使うという人にとっては、前回紹介した「インプット情報をEvernoteに全自動転送する」の方が手間がなくてよいかもしれません。
なのでこの記事を紹介した意図としては、この方式が正解!というものではなく、皆様の使い方に応じて、この記事の内容や全自動転送方式の内容を適宜必要なところだけ取り入れてもらえれば・・・と考えております。少しでも皆様のやり方に取り入れられるところがあれば幸いです。
ということで、次回は「PhotoStreamとPhotoArchiveの構築」について書きたいと思います。
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