起業という夢が目標に変わった日について・・・
前回のエントリーでは「GoogleMAP」と「友人の言葉」を挙げた。
この二つのほかに「会社生活」、「ある本との出会い」も挙げておきたいと思う。
@GoogleMAPもといWEB2.0との出会い
GoogleMAPとの出会いは2005年の秋。
すごいものがでてきたという噂を聞きつけ、Googleのホームページに直行。
衝撃を受けた。
Webやhttpの概念をぶっ飛ばすその挙動はありえないの一言に尽きた。
どうやっているのかが気になり、調べまくった。そこで出会った言葉がAJAX。
詳しい説明は割愛させてもらうとして・・・JavaScript+XML DOMでこんなこと
ができるのかと感銘を受けたのを覚えている。
GreeやMixiに代表されるSNSやBLOGはこのときすでに利用していたのだが、
最近の日記サイトは便利になったもんだ、ぐらいにしか考えていなかった。
その時点で、「WEB2.0」という言葉は聞いたことがあったが、別段気にもして
居なかった。というか、このときはあまり情報もなかったので、調べようがなかった。
なんか、どうも海の向こうではヤバイことになっているみたいだと、GoogleMAP
を見て感じた。AJAXのライブラリをとってきて、開閉式メニューバーなんかを
自作のWEBプログラムに搭載してみたりした。(特に公開はしていない)
久しぶりに、作ることが楽しかった。
いろいろとアイデアがわいてきて、今までふん詰まりだったネタがだんだんと
形になりだした。考えているとわくわくした。これを現実の形にしたいと思い出した。
Aある本との出会い
一冊の手帳で夢は必ずかなう - なりたい自分になるシンプルな方法 [タイトル] 一冊の手帳で夢は必ずかなう - なりたい自分になるシンプルな方法 |
GMOという会社の代表である熊谷氏の著書「一冊の手帳で夢は必ずかなう」。
今流行の手帳モノだけど、ブームの火付け役はこの本だと勝手に思っている。
詳しい内容は割愛するとして、この本の帯にもあるように「書いた思いは力になる」
という点はなんとなくあっている気がする。自分で目標を定めて、コミットメント
する内容を書き連ね、それを毎日見る。
それだけで自分の方向性やモチベーションが面白いぐらいキープされた。
さらに、アイデアを思いつくままに書き連ねていくうちに面白い効果を感じた。
・書きながら考えると、今までより考えがすんなりまとまるようになった。
・以前書いた内容を読むと、そのときに考えていた事柄が即座に頭に
ローディングされた。
・前のアイデアの改良版や発展形が思いつくようになった。
・考えたいネタごとにページを分けると、そのことだけを集中して考え
られるようになった。
いいアイデアをひらめいても、2,3日すれば忘れ去ってしまう。
こればっかりは人間の脳の自然な働きなのだから仕方ない。
ただし、忘れるとは「潜在意識」から消え去っているだけで、実は脳に記憶
されている。逆説に言えば、「思い出す」ことができるから「忘れる」ことが
できるのである。だから、思考を中断するとしても、すぐに引っ張ってこれ
ように「タグ付け」をしておけばいいのである。
手帳というのは、いろいろな情報を記録するだけじゃなくて、脳の記憶に
タグづけする効果もあるというのが今の俺の考え方。
クマガイ式の手帳術は全部が全部実践できないけど、夢を形にするため
の重要なツールを手に入れることができたのはこの本のおかげだと思う。
B会社生活
一言で言えば・・・オワッテイルw
周囲は死ぬほど忙しく、詳細を書くと法律的にいろいろありそうな気が
しなくもない。おれ自身は暇なんだけど、逆にそれも申し訳ない。
はじめ、まったく希望していない部署に飛ばされた。一応、事業部の
中では稼ぎ頭で、ここでいろんな経験をつんでほしいといわれた。
なかなか仕事にアサインされず、研修に明け暮れる日々。
もともと興味のない分野での仕事だったけど、それでも得るものは
あるだろうと、自分を奮い立たせた。
周りの同期がどんどん忙しくなる中、定時であがる自分。
そんな中、先ほどの本と出会った。
そのとき、起業は夢で、そのうちできたらいいなーって感じだった。
試しにいろいろと目標を立ててみた。仕事、プライベート、夢・・・。
5年目の会社生活が終了したとき、ここに夢がないなら起業をしよう。
別に会社に不満があるわけじゃないけど、正直なところ失望はしていた。
「この会社に骨を埋める気はないんでしょ?」と、人事の人が冗談半分で
言っていた。
連結5兆円、100年の伝統、1部上場、子供のころからの憧れだった会社。
大規模な組織とはこういうものかと思った。
30で主任、40で課長、50で部長。順調に行けばだいたいこんなペース。
社長は東大、早稲田、慶応出身で占められる。大阪府立の俺じゃ無理(笑)
5年後、10年後にこの会社で働いている自分を想像できなかった。
客先の業種、主となる技術、勤務地、すべての希望が通らなかった。
ま、そこまでは良くあることとして・・・職場で半分飼い殺されている状態は・・・。
起業という目標を持たなければ、モチベーションがキープできなかった。
C友人の言葉
会社の同期と会社作りたいねーって話をしていた時
「俺らの年齢的にも、やるなら今しかないと思うんだよね。」
という言葉が出てきた。これが表題。
20代半ば。気がつけばここまで来てしまった。夢としては10年もの。
失敗を恐れずにやってみるには「今が一番いい時期」だと思う。
お互いの認識としては以下のことはコンセンサスが取れている。
・今すぐではなく、仕事をやりつつ事業を立ち上げる
・考えるだけなら誰でもできる、それを実行してこそ意味がある
・仲間はいっぱい集めるよりも少数精鋭
今からはじめないと、きっといつまで経ってもはじまらないだろうから。
いつかは、ではなく、今からはじめる。
地元の友達が言ってくれた
「お前が会社を作るなら、俺らが資金的に後押しするで!!」
まだまだ「一緒に会社を作る仲間」や資金とか抜きにして、
「起業しようと思っている俺らを後押ししてくれる支援者」を得る必要が
あると思う。
だから、まずは「わかりやすい形で旗を揚げる」ことからはじめないと
いけないと思うし、実際に活動を開始して成果を上げる必要がある。
このBLOGに堂々と「起業したい」と書く大きな理由のひとつはこれ。
ここに書くことで、自分の考えもまとまるし、思いも強まる・・・そして、
何よりも自分の考えを表明することで、「仲間」や「支援者」が集まれ
ばいいなと思う。
まだまだこれから。
やっとこさ夢(目標)にだいたいの日付を入れたところ。
株で大損したのは、また別のお話として。(笑
俺まだ、人生ピラミッド も作れてないんだよね。。。
年表埋められるだけの 夢 を描くことが先決かも。w
ビジネスモデルそのものが新しいかっつーと
ぜんぜん新しくないんだけど、方向性が一貫
しているから成功してるんだろうなぁっと。
株価はからっきしですがwww
まぁ、夢なんだし、どかんと一発いっちゃおう!