以前のエントリにも書いたけど、再びコーチ業終了です。
今日、先生と話をして決定しました。
本当は生徒たちに是非を問うのが筋なんだろうけど・・・
こういう事柄に選択肢を持たせることは混乱を招くだけだと思うから、
決定事項として伝えることにしました。
これで終わりと体育館を後にしたのは5月のGW
http://pei.seesaa.net/article/17325984.html
http://pei.seesaa.net/article/17479503.html
http://pei.seesaa.net/article/17570977.html
このあたりのエントリーにもあるとおり、できるだけのことをして、大阪を後にした。
色々と事情があって、夏からまた教えに帰ることになった。
8月は夏休み+有給で10日間。一年のうちで、数少ない大型連休をすべて
バレーボールの指導にあてた。あの子らには、あの場所にはそれだけの価値があった。
時はさかのぼって、俺が就職で東京にくる少し前のこと。
不完全燃焼に終わってしまった試合の後、キャプテン(今の3年生)が泣きながら
「北さんがいる最後の試合やのに、ふがいない試合でごめんなさい。」
と言っていた。なぜかその時のやり取りが、頭の中で繰り返されている。
その後、紆余曲折があったけど、またコーチとして横浜と大阪を行き来するようになった。
月に2回のペースで大阪に帰るのは大変やったけど、しんどいと思ったことはなかった。
府立校ベスト8、1部昇格、1部残留。戦績だけじゃなく、内容もすばらしかった。
チーム一丸となって、戦って勝ち取った勝利だった。
その時の1年生が、今の2年生。彼女らの応援は大阪で1番だったと今でも思って
いるし、先輩中心の練習にもよくついてきてくれた。高い技術を持つプレイヤーの加入で、
Bチームがかなり強化されたこともチーム力向上につながった。
彼女らのおかげで、今の3年生はあれだけの結果を残すことができた。
そう思うからこそ、俺は彼女らに敬意を表すし、必要とされるのであれば、全力を尽して
報いたいと思った。だからまた、大阪に帰ることを選んだ。
8月から今まで、3ヶ月とちょっと。色々あったけど、楽しかった。
正直なところ、再びコーチとしてあの子らに向き合えて本当に嬉しかった。
俺にとってはみんな誇るべき教え子であり、仲間だって心から思う。
思いがけず、残された時間は後2日。
新しいコーチは俺と方向性が違いすぎるし、俺にあまりいい印象を持っていない。
つまり、今週の試合が終われば、もうあの子らに指導を行うことはできなくなる。
そこが5月の別れと根本的に違うところ。
もっと伝えたいことはいっぱいある。
でも、今は何かを遺すことが大事だとは思わない。
俺が、みんなが、この1年半の中でやってきたことを全てぶつけられればいいと思う。
この際、勝ちも負けも関係ない。みんなには最高の笑顔を見せてもらいたい。