実は地味にFXという投資をはじめて2ヶ月。
はじめに勝って、負けて、現在ボチボチ勝ち中。
FXってのは「外国為替証拠金取引」のこと。
俺もまだ勉強中なので偉そうなことはいえないけど、
手っ取り早く言えば外国の通貨を買ったり売ったりする取引。
稼ぐ方法は2つあって、ひとつは為替差益。モウひとつが金利差
を使ったスワップ益。まぁ、わからん人にはなんのこっちゃでしょうが。
ご存知のとおり、日本は今超低金利時代。
貯金をしてもお金はまったく増えないわけです。
でも、実はその超低金利を逆に金利に変えるのがスワップ益。
まずはここで各国の金利を見比べてみると
政策金利 (年利)
日本 0.25%
アメリカ 5.25%
イギリス 5.00%
ユーロ 3.50%
ニュージーランド 7.25%
オーストラリア 6.25%
スイス 2.00%
日本の金利低すぎ!!
スワップポイントは手っ取り早く言うと2国間の金利差分の金利を受け取る
仕組みです。証拠金取引は
例えばニュージーランドと日本の金利差は7%。
今のニュージーランドドルは83円ぐらいだから、こいつを
1万通貨単位購入すると83万円。83万円の7%が58100円、
こいつを360で割った金額が161円。
NZDを1万通貨単位買うと161円(実際には取引会社がピンハネ
するから、だいたい151円ぐらい)のスワップポイントがつきます。
このスワップポイントは毎日もらうことができます。
金利がもらえるのは外貨預金でも同じなんですが、こっちは一定期間
外貨預金は1ドルにつき往復(預けて引き出す)のに2円かかります。
つまり、1万ドルで2万円。
対してFXはだいたいの場合1万通貨単位で往復1000円。
最近は手数料無料でやっているところも多いです。
ちなみに・・・
日本は超低金利時代であると共に、超借金大国(770兆ぐらい)です。
公定歩合の上昇は即ち国債の利回り上昇を意味します。
また、デフレから脱却したとはいえ、物価上昇率が限りなく0%に近く、
マクロ経済学的には金利の上昇は物価を下げる効果があるため、金利
をあげることで再びデフレになる可能性があります。
低金利が異常なことは日銀も日本政府もわかっているのですが、前述の
ような理由からなかなか利上げに踏み切ることができないでいるのです。
よって、しばらくは日本の低金利時代が続くであろうと予想されています。
というわけで、FX投資シリーズ第1回は「スワップ益」について書きました。
まぁ、なんのこっちゃという感は大きいでしょうが、ともかくも知ってほしいことは
「低金利時代が武器になる投資」があるということ。
FXの強いところはレバレッジという概念が加わること。第二回はレバレッジに
ついて書きたいと思います。