別に今までとさほど変わらないんだけどね。
気がつけば、社会人2年目も終わろうとしています。
この間に学んだことも多かったと思いますが、社会人2年もやった
割にはショボイなぁってのが自己評価です。
そういえば、昔はもっととがってたなぁ・・・
「プロフェッショナルとしての自覚」とか「世界を意識して」とか。。。
まぁ、なんでいきなりそんなことを思い出したかといいますと、
日曜日の「真相報道バンキシャ」で渡部さんという男性についての
報道がされていました。彼は末期の肺がんで、余命幾ばくもない中、
自殺する学生たちに向かって「生きろ」と叫び続けてきた方です。
「そんなに軽い命なら、私に下さい」
その言葉がなんだか重かったんです。工場を建てる際に借りた
5000万の借金を返すため、家族を養っていくために30年以上も
必死で働いてきて、その報いが末期ガンはあまりにも悲しすぎます。
彼の話をVTRで見るだけでも、物凄い迫力がありました。
「生きろ」と叫び続ける裏には「本当はもっと生きたい」という思いが
感じられ、死と向き合いながら生きる彼の言葉は文字通り魂が
こもっていました。
自分に残された時間で、自分にしかできないことをやる。その生き方
は無為に毎日を過ごす自分にはただただ眩しかったです。
ふと、振り返れば今年で25歳。大学を卒業し、東京に出てきて丸2年。
やり遂げたといえることがないわけではないですが、1日1日を精一杯、
自分が死ぬときに悔いがないように生きてきたとはいえません。
人は死を忘れることができるから、毎日を平穏に生きることができます。
しかし、死を忘れてしまうがあまり、毎日を無為に過ごしてしまうのです。
メメント・モリというラテン語は「死を忘れるな!」という意味があります。
人は死を忘れないことで、よりよく生きることができるという死生観です。
後何年生きられるかはわからないが、いつまでも若くないし、年をとれば
それだけ守るものも増えて冒険ができなくなることは想像に難くありません。
今やりたいこと、ずっとかなえたかった夢、いつまでもそういったものを
ほったらかしにしていたら、絶対自分は後悔するなと思いました。
だから、もう一度しっかりと自分の目標を定めて頑張りたいと思います。
会社の業務も、起業に向けての活動も、バレーも、遊びも、恋愛も(順不同w)