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Hacks for Creative Life!管理人Beck

2007年05月03日

見届ける

4月29日、去年の11月まで教えていた生徒たちの引退試合を見届けた。
もう、教える立場ではなく、何もしてあげられないから、細ももらさず、しっかりと
あの子達の2年間の成果を見届けようと思った。
 
結果は残念やったけど、意外とすっきりとしているみんなを見て少し安心。
ベンチに入れなかったメンバーも、2年生も、そして卒業したての先輩11人も、
みんなで必死で、最後の最後まで最高の応援をしていた。
 
今まではプレーがうまくいかなければお葬式のようなゲームをしていた中の
メンバーも、そんな応援に応えようと、どんなときも笑顔を忘れなかった。
そんなみんなの戦う姿を、しっかりと目に焼き付けようと、集中して試合を見た。
 
大阪の片田舎の歴史や記録に残ることのない、普通の公立高校のチーム。
 
ほとんど知られることのない、あの子らの2年間を、頑張りを、苦しかったことを、
楽しかったことを、俺は少しでも心に刻みつけたかった。
 

思い起こせば2年前、一度コーチを退いた自分が、GWに帰省したときが
彼女らとの出会いだった。まだ後任の指導者が決まっておらず、月に1回程度
帰ってくる自分の指導を、嬉しそうに聞いてくれていた。
 
彼女らが1年生のとき、俺が大阪に帰るたびに、「北さん、ちょっと聞いてくださいよー」
と、4,5人が同時に言ってきて「わかったから、一人ずつ話してくれ(笑)」というやり
とりを交わしていた。(さすがに2年生になってからはそういうこともなくなったけど)
 
先輩たちを1部にあげるためにと、試合前は先輩中心の指導と練習を行い、
1年生だった彼女らに指導を行ったのは練習後だった。それでも文句を言わず、
居残り練習に付き合ってくれた。
 
先輩たちの試合では、本当にすばらしい応援をしてくれたし、この代の加入によって、
しっかりしたBチームを作ることができたことも、先輩たちが強くなる要因だったと思う。
 
みんな努力家で、元気が良くて、それでいてちょっとワガママなところもあったりと・・・
 俺が東京に出てからの生徒で、月に1,2度しか顔を合わせていないにも関わらず、
本当に印象深い、思い出の多い代だった。 
 
コーチが3度も入れ替わってしまい、本当に申し訳なかったなと思う。
責任を持って全部俺が見るという選択肢もなくはなかった。
しかし、彼女らにはフルタイムでみてあげられるコーチが必要だと感じていたし、自分自身、
金銭的にも体力的にも限界だった。ただ、本当はずっとコーチでいたかった
 
去年の11月に最後の試合を共に戦った後、俺はあえて距離を置いた
何食わぬ顔でたまに帰ってきて、指導して・・ということもできなくはなかったけど、
それをやるとチームが割れる恐れがあった。自分で言うのもなんだが、やっぱり俺に
コーチを続投してほしいと思っている子がいることも、紛れもない事実だったからだ。
 
本当は辛かった。大阪と横浜を往復する生活は、なんだかんだで自分の中では普通に
なっていた。女バレの指導を行うことは、自分にとっては完全に生き甲斐になっていた。
 
 
チームの状況、悩んでいる子がいること、キャプテンの苦悩。
そういう情報は顧問の先生から聞かされていた。
 
そんな時、メールでも電話でも、生徒たちに働きかけることはできたとは思う。
何度も、電話をとってはこらえ、メールを打とうとして、途中でやめた。
 
新しい指導者を迎え、引退まで後半年を切っていたあの子らに対して、自分の存在は
きっと迷いにしかならないと思った。初志貫徹。先生と話し合い、自分で決めた後任人事
なのだから、それを途中で曲げるわけにはいかなかった。
 
そして、1月の試合をみたとき、その反省を聞いたとき、急速に変わり行くチームを
見るのが正直辛かった。俺にはできない、生徒の限界の引き出し方、追い詰め方、
感情の持っていき方。新しいコーチは想像以上だった。
 
俺のやり方が間違っていたとはおもわない。俺にしか出来なかったこともあるとは思うし、
新しいコーチにしかできないこともあった。ただそれだけのことなんだと思った。
 
 
そして、4月29日
3ヶ月ぶりに大阪に帰り、あの子らの最後の試合を見届けた。
あの子らのポテンシャルが1部に通用することは間違いない
足りなかったことがあるとすれば、それはきっと、俺なんだと思う。
 
あの子らには約1年半、バレーの指導を行ってきた。
その間にもっと出来ることはあったはずだし、もっと多くのことを伝えることもできたはずだ。
何よりも、俺の未熟さが、たくさんの混乱を生んでしまった。ほんまに申し訳ない。
 
だから、あの子らには胸を張っていてほしい。ほんまによく頑張ったと思う。
 
 
2年間、お疲れ様でした。ごめんなさい。そして、ありがとうございました。
みんなと過ごした期間は、一生特別な思い出として残りそうです・・・というか、
印象が強すぎて、忘れられそうにもありません(笑)
 
みんなの引退を見届けた今、ただただみんなのこれからの人生が、
素晴らしいものになることを祈るのみです。
 
努力家なみんなやから、きっと大丈夫!どんな困難も越えていけると思います。
苦しいことがあったならば、バレー部での日々を思い出してください。
どんな問題も、仲間と共有し、共に考え乗りこることが出来た日々を。



posted by beck at 04:16 | ☀ | Comments | TrackBack(0) | 元バレーコーチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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