インターネット関連企業の株価が軒並み下がっています。
たとえば・・・
GMOインターネット
http://quote.yahoo.co.jp/q?s=9449.t&d=t
サイバーエージェント
http://quote.yahoo.co.jp/q?s=4751.t&d=t
ミクシィ
http://quote.yahoo.co.jp/q?s=2121.t&d=t
マザーズファミリー全滅ってな感じです。
web2.0に沸き、連日googleの株価があがり続けるアメリカに比べ、
なんともさびしい日本のインターネットネット企業群。
セオリーどおりでいくなら、割安株を買って、長期的に値上がりを待つべし
って感じになるんだけど、ここまできれいに右肩下がりだとなかなか手を
出しづらいのも事実。
たとえば、サイバーエージェントは今の株価でも前期の配当と比較して、
配当利回り1.16%。あまり、長期保有に魅力を感じない。
FXで安全にレバレッジ3倍で運用したって、20%前後の運用利回り出せるぜ。
サイバーエージェントのスペックを書くと
売り上げ−601億
当期純利益−43億(利益率約7%)
まぁ、悪くはないけど、サービス系企業としては微妙かなーーって感じ。
実際2年前は利益率20%をたたき出す超優良企業だったわけですし。
しかし・・・・財務状況そのものは優秀ですし、これから伸びそうな事業も
いくつかある同社です。割安という判断をしても支障はないでしょうが、
短期的に株価が上昇することは難しそうです。
さて・・・マザーズの企業が軒並み下落しているということから考えられることは・・・
マザーズ市場から資金が流出していっているということです。
たとえば、中国の上海や深セン、アメリカのダウ平均が連日過去最高値を更新
し続け、日経平均も16000円台から今では18000円を伺う勢いです。
(3月の世界同時株安後、4月で一気に急騰したイメージです。近いうちにもう一度
調整が入るだろうというのが一般的な認識です。)
東証1部企業などの株価が右肩上がりなご時勢に、リスクをとってまで新興株
を買う必要はない・・・といったところでしょうか。
ただ、実際のところ、マザーズやヘラクレスの中にも、東証2部や1部を伺えるだけ
のパフォーマンスを持った企業もあり、そういう体力のしっかりしている中堅新興企業
に関していえば、そろそろ割安感もでてきていると考えられます。
しっかりとチェックして、反発の機を伺いたいものです。
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