新コーチがしっかりやってくれているので、もう”バレーのために”
大阪へ帰ることはない。
新コーチとその同期、そして、新コーチの一つしたのキャプテン。
普段からその3人でバレーをみてくれている。
コミュニケーションも、順調を通り越して密すぎるぐらい・・。
その姿にコーチ時代の自分がオーバーラップする。
遊びに行ったり、ご飯食べたり、ジュースおごったり、長話したり、
部活動だけじゃなく、日々そうやって楽しく過ごしていた。
ケンカもしたし、口をほとんど聞いてもらえない時期もあった。
(ちゃんと最後には仲直りできた・・・と思ってるw)
そうやって、楽しかったり、大変やったり、悲しかったり、悔し
かったりってのは、中途半端やなくてみんな全力でやってたから
こそ、感じることができたもんやと思う。
そして、そういう一時代を彼女らとともに築くことができたのは、
本当に自分の人生にとって誇るべきことやとも思う。
そして、今日、目の前に新しいチームと新しい指導者達との絆を
見ることができた。それは間違いなく、新しいひとつの時代である
と思うし、これまでは主体者であった自分が傍観者となったことに
若干の寂しさと、えもいわれぬ嬉しさを感じた。
6年前、同期の7氏と共に母校に戻り、バレーの指導をはじめた。
その頃の男バレの教え子が、今のコーチ達である。
彼らの言葉の端々に、7氏や自分の教えたことが浮かぶことも
嬉しかったが、何よりも彼らがそれに自分の考えを加え、自分の
言葉として発してくれていることがなにより嬉しかった。
俺はほんまに問題の多い指導者やったと思う。でも、どうや、
俺には誇るべき教え子達がこんなにもいる。
資質には問題があったかもしれんけど、やってきたことは
間違っていなかったと絶対に言い切れる。
願わくば、チームの主体たる彼女らと、それをサポートする彼ら、
双方にとってかけがえのない時間が流れてほしい。
そして、またいつか、新しい時代を迎えたときに共にすごした時間
をひとつの時代として誇りにしてもらいたい。
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